【VGC2024】唱え我らの『論理 』Resu式限界トルネサーフ ~相手のサイクルに終止符を~

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【本戦採用】

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【はじめに】

どうも、Resu(@ShiningStAr359)です。

PJCS2024予選とオンライン本戦お疲れ様でした!

今回はオンライン本戦までの半年間使い続けたトルネサーフを公開します

※気持ち的に手短に書いていこうと思うので軽い感じで目に通してもらえたら良いのかな?と思います。

(※論理=ヤーティのイメージがあると思いますが今回はそれに少し近い感じを意識して構築名にしてます。)

 

【今回構築を共有した人達】

・Resu(PJCS2023予選最速抜け PJCS2024予選最速抜け)

 

・のうみ(PJCS2024予選最速抜け)

 

・ルアーさんお子さん2人

姉:昨年世界大会ジュニア部門世界9位

弟:昨年世界大会ジュニア部門世界Day1

(PJCS2024予選シニア部門 ジュニア部門共に1回目通過)

 

・みさと(第2回 PJCS2024シニア部門予選抜け PJCS2024シニア本戦シニア部門本戦抜け ※初予選通過 初本戦抜け世界権利獲得)

 

・その他1人

 

共有人数自分含め6人 全国予選最速抜け4人

2回目予選抜け1人

計5人

※正直5人も予選を抜けると思わなかった。

 

【コンセプト】

・通りの良い命中安定の全体技or単体技を通して裏に繋ぐ(※無理そうな並びには割り切って命中不安を選択してます。)

・極力頭を使わず自分のやりたいことをする

・倒しきれなかったポケモンは裏の先制技で縛る

・極力受けを成立させない

・必然力

・論理を唱える(知らんけど。)

 

【構築経緯】

全国予選が発表されるまでの間、去年と引き続き社会人生活に慣れないのもあり学生の頃みたいに時間に余裕が無く限られた時間で全国予選に挑む事となり半年近く使い続けたトルネサーフウーラゴリラランドの5体を固定として残りの1枠を新たに解禁されたポケモンを添える形にすることにしました。

※環境が変化したから型がバレてるから勝てないという言い訳をしたくなかったのもあるし、この並びで勝ちきれなかったら何も後悔は無いし今現在自分の実力はここまでなんだなと思う事にした。

 

【1枠の候補】

ガオガエン

とりあえず入れてたら強いだろ感があったので採用しました。

しかし、追い風以外での選出をした時攻めのポケモンが2体 受けのポケモン2体の選出となり攻めだけの構築(パオウーラカイリューエンテイなど)にパワー負けすることが多く特に水ウーラオスとパオジアンを終盤に並べられた時ゴリ押しで負ける事しか無かった為この段階で全国予選でガオガエンの採用を見送る形になりました。

 

・水オーガポン

使う事は無かったですが自分の中では採用するかどうか悩んだポケモンではあります

構築的にガオガエンの処理速度が遅い点と水ウーラオスに強い枠として若干ピンポイント枠に近いよりですが追い風選出をした時とサイクル選出をした時両方対応出来るのが、このポケモンの強い点だと思いましたが何故か使う気が起きなかったのと脳内で理想通りの立ち回りが出来るのか怪しく思い採用を見送りました。

 

・テツノツツミ

ガチグマ+リキキリンやガチトリルを完全に切る前提なら正直1番強い個体でした

環境的にタケルライコが多かったですがそれを除けばテツノツツミが1番勝てる自信がありましたが謎のプライド(新要素を使いたい)が邪魔をして採用を見送る事となった。

 

・ハバタクカミ

DLCが解禁されるまでの間では候補として上がってました

終盤の素早さ操作+挑発などでトリルやキノコの胞子を阻止したり器用な動きか出来るという理由で考えていましたが使う気が起きなかった為見送りに。(本戦では採用しました)

 

・タケルライコ

最終的にこのポケモンに落ち着きました

構築に欲しい要素が先制技、水ウーラオスに強い枠、パワー負けしないポケモン、追い風とサイクルでの選出で何も気にせず立ち回れるポケモン

何故か全て欲しい要素が揃っていたので採用する事となりましたが相変わらずフェアリーの一貫性が気になる所でもありテラスで誤魔化す立ち回りが多かったです。

 

※ここだけの話タケルライコが強いのも勝ち馬なのも理解していたのですが見た目があまりにも嫌い過ぎて最後の最後まで採用を見送り続けてました。サーフゴーも同じ理論で僕自身の謎プライド的な奴でとりあえず見た目から採用するので見た目が不○快と感じたサーフゴー(特に倒れるシーンの顔とか)首が長すぎるタケルライコとかもそうでした。

 

【その他5体採用理由】

・サーフゴー

通ってる並びがあればゴールドラッシュを連打してるだけで勝てる構築のエース枠

モロバレルのキノコの胞子やガオガエンの捨て台詞をカット出来たり変な負け方をしないのがこのポケモンの強い点でもあり採用。

現環境では技構成も結構欲張ることも出来るので何だかんだ予選では選出する回数が多かったです。

 

トルネロス

追い風枠での採用

予選の日程が発表されるまでの間はエアスラッシュで採用していましたが木枯らし嵐を撃ちたい試合が多く感じた為、木枯らしで採用しました

怖い顔と凍える風で悩む事が多くありましたが凍える風を使う試合が多くランドロスに対しても強くなるため、凍える風で採用する事となりました。

 

・ウーラオス(一撃)

火力バカ 必然必中 異教徒 

フェアリーテラスを強要出来るため自然とサーフゴーを通しやすいのもあり水ウーラオスでは無く悪ウーラオスの採用となりました。

特に言うことはなく、フェアリー以外はゴリ押しが効いてしまうポケモンなので使いやすかったイメージです。

 

ランドロス(霊獣)

元は化身で採用していましたがサイクル要素と素早さ操作をしたい盤面があり構築に威嚇ポケモンがいなくなったので自然と入ってきました

このポケモンの役割はハバタクカミ+イーユイに岩テラス岩雪崩を連打したりサイクル選出の時は受け出しと蜻蛉返りで回したりする役割のポケモンで優秀でした。

 

・ゴリランダー

追い風構築で正直必須枠

最低限のタイプ受けでの引き先 サイクル要素 先制技全てを揃えていた神ポケモン

ヒードランが環境に少ないので10万馬力の採用を見送りウッドハンマーを採用することが出来た

ウッドハンマーを採用することで威嚇が入った状態でも水ウーラオスを倒せたり採用して正解の盤面がとにかく多かったです。

 

【個体解説】

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トルネロス

テラス:ゴースト

性格:臆病

持ち物:気合いのタスキ

【技構成】

「こがらしあらし」「こごえるかぜ」

「おいかぜ」「まもる」

【配分】

努力値:H28 B44 C180 D4 S252

実数値:158-×-96-168-101-179

【調整意図】

C…D4ウーラオスを木枯らし嵐で確定1発

HB…強化アイテム無し特化水ウーラオスの水流連打最高乱数切り耐え

S…最速

 

【本戦採用個体】

テラス:はがね

性格:臆病

持ち物:気合いのタスキ

【技構成】

エアスラッシュ」「こごえるかぜ」

「おいかぜ」「まもる」

【配分】

努力値: H36 B44 C172 D4 S252

実数値: 159-×-96-167-101-252

 

追い風枠。

DLCで解禁したエルフーンを採用するか考えましたがエルフーンは追い風した後放置されやすいイメージもありトルネロスと違ってあまり圧を感じさせない場面が多い為トルネロスの採用となった

このルールにおいてトルネロスは追い風よりも凍える風をメインで使う場面も多くとても優秀でした。

配分はたまに何を考えてるか分からないスカーフ水ウーラオス使いがテラスも切らずに素で水流連打を選択してくる場面があったので最低限このラインは意識した方がいいと思いこのような配分になりました。

 

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サーフゴー

テラス:はがね

性格:臆病

持ち物:拘り眼鏡

【技構成】

「ゴールドラッシュ」「10万ボルト」

「てっていこうせん」「きあいだま

【配分】

努力値:H4 B12 C236 D4 S252

実数値:163-×-117-183-112-149

【本戦採用個体】

努力値:H20 C236 S252

 

【調整意図】

C…補正無しH252 D4トルネロスをテラスゴールドラッシュで確定

S…最速

 

構築のエース。

特性がとにかく強く言い方を悪くすると雑魚狩りが出来てしまうポケモン

あまり無かったが捨て台詞で回そうとしてくる相手に対してサーフゴーを後投げして捨て台詞をカットする動きも取れてとても強かった

技構成は結構自由で個人的にはゴールドラッシュ 10万ボルト 徹底抗戦までは確定枠で考え残りの選択でシャドーボール 気合い玉 サイコショックのどれかを選択肢の中に入ってくるので今回は特殊耐久の甘えたガオガエンを一撃で倒せる気合い玉を選択しました

予選で命中不安を撃つことに関して色々思う人が多いと思いますが7割で勝ちを拾えるかつ当たればアドになるなら採用して正解だと思います

仮に負けたとしても後から全て勝つ自信があるなら採用すべきだと僕は思っているので。

 

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ウーラオス(一撃)

テラス:どく

性格:意地っ張り

持ち物:拘り鉢巻

【技構成】

インファイト」「あんこくきょうだ」

「どくづき」「ふいうち」

【配分】

努力値:H204 A108 B4 D12 S180

実数値:201-180-121-×-82-140

【調整意図】

A…災い込みH252B4カイリューを暗黒強打で確定1発

HB…A172パオジアンの不意打ち+ノーマルテラス鉢巻カイリューの特化神速をだいたい耐えるライン(神速が高乱数引いた場合中乱数で飛ぶ)

HD…臆病化身ランドロスの珠大地の力最高乱数2つ切り耐え

S…最速ドーブル抜き

 

この構築において1番強かった枠。

追い風選出の時も追い風以外の選出の時も出さない試合は滅多に無かったです

基本的にウーラオスを初手から通すか裏から通すかの2パターンだけを考え立ち回ることが多かったです

テラスタイプは環境に多いフェアリーテラスを意識して毒で採用しました。

 

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ランドロス(霊獣)

テラス:いわ

性格:意地っ張り

持ち物:拘りスカーフ

【技構成】

「じだんだ」「いわなだれ

「がんせきふうじ」「とんぼがえり」

【配分】

努力値:H100 A164 B28 D4 S212

実数値:177-204-114-×-101-138

【調整意図】

A…岩テラス岩雪崩でH4イーユイを確定1発

HB…特化悪ウーラオスの悪テラス暗黒強打確定耐え

HD…テラス込みで特化イーユイの晴れオーバーヒート確定耐え

S…最速テツノツツミ抜き

 

【本戦採用個体】

性格:ようき

努力値:A252 B4 D28 S204

【調整意図】

A…h4イーユイをテラス雪崩で高乱数1発

HB…陽気悪ウーラオスの悪テラス強打を最高乱数切り耐え

HD….臆病イーユイの眼鏡熱風乱数3つ切り耐え(18.7%)

S…準速スカーフウーラオス抜き

 

カミイーユイの対してのピンポイントテラスポケモン

命中不安が付き纏うのが気になる所でもありますがスカーフランドロスを使う以上ランドロスで攻めに入る場合、岩雪崩をメインで選択する場面の方が多い為岩雪崩の火力のリーチを上げるためにも岩テラスでの採用となりました

基本的にはランドロスが攻めの体制に入る時はカミイーユイくらいなのでそれ以外は蜻蛉返りを選択する場面が多く終盤に岩石封じを選択して隣のポケモンを通すことが多かったです。

今回予選を1回で抜けれたのもスカーフランドロスの存在が大きく上からパオジアンに対して蜻蛉返りが撃てたり岩石封じで素早さを操作出来たりと化身ランドロスでは出来ない動きが霊獣ランドロスには出来た為採用して正解でした。

 

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ゴリランダー

テラス:ほのお

性格:意地っ張り

持ち物:突撃チョッキ

【技構成】

ウッドハンマー」「グラススライダー」

「とんぼがえり」「ねこだまし

【配分】

努力値:H252 A148 B4 D28 S76

実数値:207-180-111-×-94-115

【調整意図】

A…A-1状態でB4水ウーラオスウッドハンマーで確定1発

HB…鉢巻特化ウーラオスの暗黒強打確定耐え

HD…臆病珠化身ランドロスの大地の力+フィールド回復+ヘドロ爆弾をほぼ耐え

S…ミラー意識

 

追い風構築では必須級と言っても過言では無いポケモン

配分に関しては正直正解だったのか分からなかったですが素早さ115のラインは普通にいる気もしてるので1つ上げて攻撃を1つ下げても良かった気もしてます

 

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タケルライコ

テラス:はがね

性格:控え目

持ち物:いのちのたま

【技構成】

「10万ボルト」「じんらい」

りゅうせいぐん」「まもる」

【配分】

努力値:H68 B4 C180 D28 S228

実数値:209-×-112-198-113-124

【調整意図】

C…11n(ランドの岩石封じ+竜の波動でH4化身ランドロスを確定1発 ※最終的に流星群に変更)

HD…c198眼鏡ハバタクカミのマジカルシャイン(ダブルダメ)最高乱数切り耐え

S…最速リキキリン抜き

 

最後の1枠で入ってきたポケモン

構築に欲しい水技を半減に抑えれるタイプかつ先制技がゴリランダーに依存しない点を高く評価して採用しました

相手のハバタクカミの配分次第で珠迅雷+ゴリランダーのグラススライダーで倒せるのも強かったです

予選ではブーストエナジーで採用していましたが交代した後、弱い場面が多くタケルライコ未来で突撃チョッキを前提に動いてくる人もいたので刺さる盤面が目立った印象でした。

 

【本戦採用した個体】

ハバタクカミ

テラス:フェアリー

性格:臆病

持ち物:ブーストエナジー

【技構成】

ムーンフォース」「こごえるかぜ」

「ちょうはつ」「まもる」

【配分】

努力値:H196 B140 C20 D4 S148

実数値:155-×-93-158-156-191

【調整意図】

C…h68 d4タケルライコをテラスムーンフォースで高乱数1発

C…h68 d92連撃ウーラオスムーンフォースで確定1発

HB…意地っ張りパオジアンのつらら落とし確定耐え

S…ミラー意識

 

本戦でスタン系統に対面だけで勝ちたいという理由で採用しました

環境の進みも考えタケルライコを採用して不利なサイクルに参加するよりも凍える風で素早さを下げつつ悪ウーラオスの技を対面で通す方が勝てると判断してタケルライコ→ハバタクカミの採用になりました

 

【最後に】

半年以上トルネサーフウーラランドゴリラの5体を触り続けて結果的には良かったと思います

型バレを気にする人もいると思いますが型バレしてるなら型バレしてるなりのプレイング力を磨き上げれば基本的に勝てますし環境が適してないと思うのであれば環境に適した配分と選出 構成にしたら良いと思います。

 

本戦が終わってから他のゲームをして切り替えようと思ったりもしましたが今回の負けを自分の中で整理して新しい構築の組み方を考え来年はリベンジします。

 

とりあえずお疲れ様でした。